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音楽は杖
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1010のアップグレード
前回の投稿から随分間があきました。その間にsamizuacousticさんにお邪魔したりtackbonさん宅に2度お邪魔したりと、楽しいオーディオライフを過ごしております。特にひら飼い鶏の生みたて卵による目玉焼き+醤油「あぜみち」のハーモニーには静かに衝撃をうけておりました(それはグルメライフ)。
自室では変わらずDAC 1545Aとファインメット1010 I/Vで音楽を楽しんでいましたが、1010の新バージョンがアナウンスされ、まったく同じにはならないけれど旧バージョンもアップグレードできますよとのことで、早速お願いしました。

アップグレード品。何が施されたのか分かりませんが、きっと教えてもらっても分からないでしょう。

作業は分からなくても、音の変化は聴いてすぐわかりました。良くなる時はすべてが良くなる(by由井さん)、ですね。音の細部までがしっかりと聞こえて、でも耳に痛くはならず、弦の音はよりリアルで生々しくなりました。届いてすぐ聞いた時はできたてで馴染みが足りないようでしたが、通電しっぱなしにしておくとみるみる滑らかになり、空間表現も素晴らしいものになってきました。

音楽聴くのが楽しい!
posted by taki01 | 12:00 | オーディオ | comments(0) | - |
Yoshii9へのdac 2 TDA1545A
 しばらくの間TDA1543の空中配線25μ ver.を使って音楽を楽しんでいましたが、体調不良の際に音楽再生したところ「これでは癒されない」と感じましたので、さらなる改善をとTDA1545Aに取り組み始めました。
回路図は「新大陸への誘い」のtackbonさんが紹介されています。
http://tackbon.ldblog.jp/archives/52375452.html
DDC,光デジタル受は「電子機器を作る」のyasumasu2_99さんの基板を使用しています。
http://homepage2.nifty.com/naisudac/PCM56_CS8416/pcm56_cs8416htm.htm
I/V用のファインメットトランスTLT1010SSはsamizuacousticsさんで購入しました。
http://samizuacoustics.com/ファインメットワールド/
 
音が出なかったり砂嵐ノイズに悩まされたりと、なかなか試聴に辿り着けずにいましたが、先輩方からアドバイスを頂き、dacを5v駆動に、dacのvddとIref・トランスそれぞれを別電源に、GND配線は短く(7cm)することで、先日ようやくじっくりと聴くことができました。
このdac+I/V、ユニバーサル基板にモガミ2706&2444で普通に組み立てるだけで1543 25μ verを越えています。自作を始めて数年(まだたったの3・4年!)、鳴らした瞬間に度肝を抜かれてぼぅっとなった事が数回ありますが、今回も記憶に残る衝撃を受けました。
楽器の生々しさ、空間表現、音色の滑らかさ、音の締まり、すべてにおいて劇的にレベルアップしています。dacチップの性能、部品点数の少なさ、ファインメットトランス、これらが超ハイレベルな世界へ私を連れていってくれました。
ただ、電源は三端子を使用したなんのアレンジも無いものなので、これが電源品質の影響でこれが位相のズレというやつか・・・というのが音を聴いていれば分かるようになりました。位相のズレって音にどう出るの??と分からずにいましたが、これはもう、誰でも分かります。
つまりシステムの粗がむき出しになるので、興味のある方はそのあたりを心しておくか、電源への算段をたてておいて取り組んだほうが良いと思います。薄給の私には1010SSが清水買いでしたので、電源対策はまた別の機会に。ゆっくりやっていきたいと思います。ゆっくり。
 
・・・この改善スピード、ゆっくりか?

 
posted by taki01 | 12:00 | オーディオ | comments(4) | - |
空中配線電源 1

skyさんとミニ試聴会をして気力が湧いたので、ちょこちょこ工作しています。テーマは「買い足さずにできることをやる」です(笑)

電源基板〜ジッタークリーナー等への配線に鉛をかしめてみたりモガミ2706にしてみたりしたところ、ジリジリと鳴っていたTDA1543がまともに鳴るようになったので、電源も空中配線にしてみました。ちなみに線材はライカル線にがん玉を4つかしめるよりもモガミ2706のほうが良かったです。ライカル(Yoshii9のスピーカーケーブルです)ではキーンとした音がのってしまいます。
こちらは単3エネループ4本からとっています。これもライカルよりモガミのほうが良いです。ジッタークリーナー用。


こちらはTDA1543dac用。こちらはトランスからとって5V運転です。

うーん・・・ちょっと良いぐらいで、大差ないかもf(^^;


 

posted by taki01 | 12:00 | オーディオ | comments(0) | - |
skyさん邸 訪問 1

オーディオの先輩、skyさんのお宅へお邪魔してきました。

私からは最近取り組んでいるTDA154325μ線での空中配線dacを持っていきましたが、skyさんのメイン機器はdac不要で、かつdacにノイズがのってしまっているのもあり、出番は一瞬で終わりましたf(^^;

オーディオでのハテナを色々と教えて下さいました。

 

音の鮮度を保つには

可変抵抗1つとっても音質が変わるように、部品点数の多さや電圧⇔電流変換、DA変換で大きく音質が下がってしまいます。そこで、デジタルの場合はデジタル信号のまま増幅し、スピーカーの直前で、位相のずれない高品質なLCによってアナログに変換します。また、デジタル信号を直接増幅しているということは、電圧を変えれば増幅度合が変わるつまり音量を調節できるということになります。これにより可変抵抗なしで用に足ることとなり、部品点数を減らすことができます。具体例でいうと、QA550からI2S→フルデジタルアンプ→LC→スピーカーといった具合。

「デジタルアンプ」は入力がアナログ、「フルデジタルアンプ」は入力がデジタルです。デジアンはD/Aコンバートを2回行うことになり音質は悪化してしまいます。

 

SONY TA-DA7000ES vs SD05

両方ともsonyが開発したチップを搭載し、デジタルのまま入力することができるアンプ。SD05は世界に200台のみ(!)。ボリューム調節も前述の方法で行われます。SD05は磁石でフロートした2cmアクリル台の上に銅筒+小石+ベアリングで3点支持。宙に浮いてます(!)。TA-DA7000ESは電源系にファインメットを沢山散りばめて、クロックはNDKを空中配線してあります。

この2台を聴き比べたところ、TA-DA7000ESのほうが鮮烈さをもちつつも滑らかかつしっかりとした音でした。私はYA-1の音ばかり聴いているので先入観はあまりありませんが、これを聞いたらデジアンというものへの印象が大きく変わるんじゃないでしょうか。SD05は鮮烈ではあるものの聞き疲れしてくるようなキツさがあり、本気でリスニングするには長時間はちょっとツライですねという話に。今回の電源対策vs振動対策では、電源対策の勝ちでした。

 

自作卵スピーカー

今回はskyさん自作のスピーカーで色々聴いています。

プラスチックの卵型躯体にゲルフローティングでユニットを支持。lightのように前上向きです。ねじ止めなし。ユニットに繋いだ錘は躯体の外に出して浮かせてあります。背面の穴はこれを出すためのもののみで、バスレフの穴はなく、スピーカーの背後に立つとほとんど後ろに音が出ていないことがわかります。コーンの周りはゴム製なので、これがネックとなって振動を躯体に伝えてしまっているそうです。躯体の鳴きを抑えるために、外側から小石で囲んで躯体ごと四角の布製容器に入れてありました。ですが、躯体の大きさゆえか上記理由のためか、躯体の鳴きは抑えきれないようでまだまだ満足していないとのことでした。たしかに130インチの大画面からはみ出すほど(!)音場は上下左右に広いものの、スピーカーの存在が消えていない時がありました。特に右側にそのような傾向を感じましたが、設置場所の問題が大きいそうです。私の部屋でもスピーカーの設置は頭のいたい問題です。設置場所によってころころ音像が変わってしまいます。右はすぐに窓、左には反射材として植物が置いてありました。私も植物置こうかな…と思うぐらい影響力あります。

文章力がなくてなんだか微妙だったみたいな書き方になってしまいましたが、そこいらの高級オーディオはかるくぶっちぎっている凄いスピーカーでした。オーディオショップでブラインドテストしたら100台切りができるでしょう。目隠しは必須だと思いますが(笑)

 

上記のスピーカー&TA-DA7000ESアンプ&130インチ大画面でPerfumeのライブを観ました。最高に盛り上がります。ええ最高に。これだけ画面が大きいと判別できていない表情とかが多かったんだなーというのが分かったのと、音場が画面より広がっていて、大迫力なこと!引きこもりグッズと話しておられましたが、さもありなん。この大音量が羨ましいです。

 

リッピングによる変化の理由

理論的にはDATA0vなら01vなら1と羅列されていきますが、実際には素子中のコンデンサひとつひとつに0.2v0.3v0.6v0.8vなどムラのある値が溜められます。そこで、0.5v以下なら00.5v以上なら1と記録されていきます。このため、01の羅列もメモリも同一でありながら聴き比べると音に差がでてくることになります。Rewriteアプリ(win専用)でなされる作業はこのムラのある電圧を0.5v以下なら0vに、0.5v以上なら1vになるようコンデンサに電圧をかけること。比較視聴するとRewriteした音源のほうが音がハッキリとしました。

リッピングで読み取られるのはDATA情報(振幅)のみで、BCK(時間軸)はクロックから生成されます。DATARewriteし、BCKはジッタークリーニングにかければ相乗効果でよりよくなるかと思われましたが、実験してみると少々聞き疲れする音になってしまいました。ジッタークリーナーでむしろジッターが乗ってしまっているのかもしれないという話になりました。良質な電源でクロックを動作させればジッタークリーナーは不要、むしろ音質を悪化させるというtackbonさんの話を思い出しました。


この他にも色々とナルホド!や凄い!といった事を教えていただいたり見せていただいたりと、楽しい時間は矢のように過ぎて6時間以上経ってしまいました。耳が相当にレベルアップし、特に「遅れていない低音」というものがどんな音なのかということを実感できたことが良い経験になりました。Skyさん、長い時間をありがとうございました(^^)


 
posted by taki01 | 12:00 | 訪問・イベント | comments(2) | - |
Yoshii9へのdac 1
 tackbonさんの紹介されている「TDA1543チップの足に直接部品をハンダづけ」に挑戦してみました。シングル使い・左右独立使いとそれぞれに良いようですが、左右独立のほうがノイズ感が少なく、空間表現がより良い印象とのことでしたので、左右独立にしてみました。

5V駆動の場合
1kΩチップ抵抗 1608サイズ 3×2
33Ωチップ抵抗 1608サイズ 3×2
100kΩチップ抵抗 1608サイズ 2×2
22μF PCMCAP 1×2
0.1μF PCMCAP 1×2
TDA1543 1×2
線材 モガミ2706・モガミ2444


小さすぎて挫けるかも・・・と思って1/6Wのカーボン抵抗も買いましたが(^^;)、なんとか作業できました。ペーストを使って予備ハンダをすることでスムーズに作業できます。PCMCAPにコテをあてる時間は1秒くらいで、標準サイズのコテ先を使っています。
I2Sのモガミ2444線にはBP1.5を通しています。


目をしょぼしょぼさせながら出来上がったdacを繋いでみると。・・・これは凄い!
ノイズ感が減って細かな音の数が劇的に増え、飛躍的に音質upです。ちなみにbeforeのdacは、TDA1541A(S1)を使用したtackbonさんスペシャルdacです。このdacでも相当驚いたのに・・・。基板無し&振動対策、おそるべし・・・。

部品箱をごそごそしてみるとPCMCAP10μFが発見されたので、これとBP1.5を使ってπ型フィルターを作成し、dacに繋いでみました。・・・これは凄い!(2度目)
dac用の電源はこれといって何の変哲もないものを使用しているので、効果も劇的です。ノイズ感のさらなる低減・細かな音数・締まった低音と、すべてがレベルアップしています。ちなみに22μFのPCMCAPをタンタルに変えると、より重低音がしっかりとでるそうです。重低音以外をPCMCAPレベルまで持っていくにはより細い線を使って振動対策しないといけないようですが。

安くできるから自作を始めたのが、今ではすっかり作らなきゃ聴けない世界です。



posted by taki01 | 12:00 | オーディオ | comments(0) | - |